2014年11月16日

親子


長村さんが修行時代に勤めていた大建築設計事務所の後輩、なんだけど、芸大の院まで行かれているから年齢は上、ということは、御年とって59歳ぐらいのはずなんだけど、少年の心を持ち続けているナイスガイの武山氏が東京から奥様と金沢へ。

見るべき建築はほかにもいっぱいあるのに、長村さんがこれまで設計した建物はすべて、金沢市内はもちろん、珠洲、羽咋、黒部と見てくださっており、今回は「谷口吉郎・谷口吉生建築展」のイベント「谷口建築展討論会」を聴くために三年連続の来沢となりました。奥様のはるこさんのことを「この3年でちょっと金沢ツウになったもんだからさ、後から金沢入りする息子に、もう金沢を私が案内できるとちょっと偉そうなんだよ」と武山さん。

2日目、はるこさんとY君は金沢の町歩き。武山氏と長村さんと私は「雪の科学館(磯崎新氏)」と「加賀片山津温泉 総湯」(谷口吉生氏)を見学後、夕方、湯涌温泉「さかえや」で合流しました。

さかえやの駐車場で息子のY君と25年ぶりの再会。お父さんが作ってくれたダンボール製の「秘密基地」にお尻からシュッシュッシュッシュッとご機嫌で入っていく姿がチョー可愛かったのは彼が3歳ぐらいだったかしら。一緒に手を繋いで撮った写真を彼に見せてあげたいって思ったけれど、今や28歳となっている彼に知らないオバサンからそう言われても反応に困るだろうし、「女性ってこうも変わるもんか・・・」と絶句されるのがオチと判断しご遠慮いたしましたが、爽やかな好青年に成長した彼に感無量でした。

お部屋で「ちょっと早いけれど、クリスマスプレゼント!」とY君が武山氏に差し出したのは、金沢の雑貨屋さんで見つけたというアメリカ「スタンレー社」のデッドストック、水準器付き&コンパス軸格納の多目的スケール。「ああ、武山さんのまさに好みだなぁ。お父さんの好みを把握しているってことは、ちゃんとコミュニケーションが取れてるし、プレゼントのやり取りがあるってことは、お互いに気に掛けているってことだなぁ」とその親子の在り方も嬉しかったです。

学究肌のお父さんに似てY君も知性派。「Y君って落ち着いているね」とはるこさんに言ったら、「ほら、父親がアレでしょ、子どもみたいなところがあって。それを見てきているからか、落ち着かざるを得なかったんじゃないかしら」


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